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購読案内


清水茂 (同人・前編集人

  『同時代』誌は戦後ほどなく刊行され、なかでも第2次『同時代』は59号を数えました。創刊にあたって、宇佐見英治はつぎのように書きました。――「私たちは何よりも夢を愛する種族である。そして私たちにとって夢とはひとつの長い闘争の意志である」と。さらに「あってもなくてもよいものが多すぎる。そういう詩が、絵画が、小説が。どうしてもなくてはならぬもの。時代にとって、社会にとって、君にとって。『同時代』はそれが何であるかを、作品の上で、徐々に証してゆく」とも。その後、一度は廃刊を決定しましたが、1996年に第3次『同時代』として蘇り、こんにちに至っております。激動する時代のなかで、「なくてはならぬもの」が何なのかが絶えず検討されてきましたが、雑誌継続の基本的な考え方はここに生きつづけています。
 現今の出版状況下で、通常の書店での入手の困難な本誌をお手に取っていただくために、ご賛同くださる方に定期購読をお願いいたしたく存じます。同時に、購読者の皆様と同人との交流の場でもある「黒の会」にお誘いいたします。以下の細目をご検討ください。


§ 会費5.000円を前納していただくと、特にご辞退の意志表示がない場合には自動的に「黒の会」会員となり、2年間の定期購読者となります。

§ 例外的に、会費2.500円の前納により、1年間の会員(定期購読者)となることも可能です。

§ 会員は『同時代』の定価改変にかかわりなく、年2回、毎号各1冊を送られます。

§ 会員の『同時代』への投稿は、同人を通して受け取られます。なお、原稿の採否は編集会議において決定されますが、掲載を予定された場合にも、枚数・内容等の変更をお願いすることがあります。

§ 『同時代』に掲載された場合には、10冊以上のお買上げが必要です。

§ 会員相互の親睦のため、会員には「黒の会」主催のパーティ・講演会・展覧会等の催しに際しては、案内状が送られ、参加が望まれます。

§ 会員には本誌の他に「黒の会 通信」が送られ、また、これへのご寄稿を求められることがあります。


 
ご加入をご希望の方は、お問い合わせ欄より「黒の会」事務局宛にご連絡ください。








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