第三次 『同時代』 第24号(2008年6月)
創作者の最後の仕事



                 目 次

イヴ・ボヌフォワ
 /清水茂訳・・・・・エデンの園の出口についてのヴァリアント

特集 創作者の最後の仕事

川崎浹・・・・・・・・・・『カラマーゾフの兄弟』続編は可能か
大橋健三郎・・・・・・フォークナーの場合
森本素世子・・・・・・R・K・ナラヤンの最後の仕事――『英語教師』をめぐって――
有田忠郎・・・・・・・・サン=ジョン・ペルス『時を編む』
清水茂・・・・・・・・・・〈星の王子さま〉とは誰か
布川鴇・・・・・・・・・・「南国の空青けれど」――漂白とメルヘンに散った詩人・立原道造
豊岡史朗・・・・・・・・高村光太郎 詩集『典型』
谷口正子・・・・・・・・遠藤周作『深い河』、同伴者イエスとその転生者たち
富田裕・・・・・・・・・・ハンス・メムリンクの祭壇画「最後の審判」――受難節の瞑想「静かな細い声」を聴くために――
長尾重武・・・・・・・・レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の作品――《大洪水、破局の幻想》
神谷光信・・・・・・・・サグラダ・ファミリア――ガウディの最後の仕事とその継承
古志秋彦・・・・・・・・哀惜 谷山豊 頌

布川鴇・・・・・・・・・・変容
丸地守・・・・・・・・・・乱反射考――牛による七つの断章
原子朗・・・・・・・・・・踊場の歎語
豊岡史朗・・・・・・・・早春――Nに
鈴木哲雄・・・・・・・・壺は
大重徳洋・・・・・・・・還暦と唱歌  春の点火
吉田章子・・・・・・・・野
安田雅文・・・・・・・・漂流譚T

散文

和田旦・・・・・・・・・・《伝統論》から《四重奏曲》へ――T・S・エリオットの詩的彷徨
影山恒男・・・・・・・・癒しと和解の音楽――堀辰雄「曠野」における落魄のベクトル――
森常治・・・・・・・・・・情報の記号学 アブラハムとイサクおよびエディプス問題について
大川公一・・・・・・・・鈴木省三の魅惑
大月裕司・・・・・・・・短編小説 モスクワ行き特急列車
齋藤和明・・・・・・・・C・S・ルーイスの『ナーニア国年代記』――その最終巻へ向かう――

SOURIRE NOIR

谷口正子・・・・・・・・清水茂氏への出したくなかった手紙――拙著『仏教とキリスト教の中の人間』をめぐって


編集後記





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